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眼科の開業医の年収はどれくらい?勤務医との違いや将来性について解説

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眼科で働く勤務医のなかには、年収アップを目指して、クリニックの開業を検討している方も多いのではないでしょうか。眼科は開業に適した診療科だと言われていて、勤務医よりも開業医の割合が多いという結果もあるほどです。開業後に年収がどれくらいになるのかは、気になるポイントになるでしょう。

この記事では、眼科の開業医の年収、将来性について解説します。

眼科の開業医の年収は?

眼科医の開業医は、他の診療科に比べて年収が高い傾向にあります。
まずは、開業医と勤務医の年収の違いを見ていきましょう。

開業医(全体)の平均年収は2,231.6万円

第23回医療経済実態調査」によると、開業医(全体)の平均年収は2,231.6万円です。
開業医の年収は、勤務医の年収と比較すると、全体的に高い傾向にあります。

勤務医の場合、所属している医療機関から給与を受け取ることになります。
しかし、開業医になれば報酬は自分で決められるため、経営のやり方次第では大幅な年収アップも期待できるでしょう。

眼科の開業医の平均年収は3,517.4万円

第23回医療経済実態調査」によると、眼科の開業医の平均年収は3,517.4万円となっています。 開業医全体の平均年収と比較すると、1,300万円ほど高いことが分かります。

1年前の「第22回医療経済実態調査」では眼科の開業医の平均年収は3,377.9万円だったので、緩やかではありますが上昇傾向にあることも分かります。

眼科の開業医の手取り年収は?

眼科で開業し、経営が上手くいって年収が上がると、それに伴って税金や社会保険料の金額も上がることになります。

例えば、眼科の開業医の平均年収3,517.4万円の場合、手取り年収は概ね2,000万円ほどになるでしょう。
開業資金の融資を受けている場合は、そこから毎月の返済が必要です。

眼科の勤務医の年収は?

勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると、眼科の勤務医の平均年収は1,078.7万円です。
手取り年収は、概ね700万円ほどになるでしょう。

眼科の勤務医と開業医の年収を比較してみると、手取りで1,300万円近い差があります。

眼科の開業医の年収が高い理由

眼科の開業医の年収が高い理由

眼科の開業医の年収が高い理由としては、入院を必要としない治療が多いこと、医師1人で行える手術が多いことがあります。

例えば、白内障手術時間は10~20分程度なので、1日の手術数も増やすことができます。
また、コンタクトレンズや老眼治療など、自由診療に力を入れている眼科医は年収が高い傾向にあります。
レーシック手術を専門にしている眼科医のなかには、手取り年収が2,000万円を超える医師もいるほどです。

さらに、眼科の開業は、雇い入れるスタッフの人数を抑えられるのもポイントです。
入院設備を持つ医療機関の場合、患者に対して必要なスタッフの人数が法律で定められています。

しかし、レーシック手術や白内障の手術は日帰り手術が可能なので入院設備は必要ありません。
看護師、受付、事務スタッフは必要ですが、手術自体は医師1人で行うこともできるため、常勤スタッフと非常勤スタッフに分けて採用することで、人件費を抑えることができます。

眼科の開業医は飽和状態?将来性について

急速に進化しているデジタルデバイスの普及や、総人口に占める高齢者の割合が年々増加していることから、視力に関する健康問題への関心が高まってきています。 そのため、眼科医の需要は今後も高まることが予想されます。

しかしその一方では、眼科の開業医は飽和状態にあるという記事を見かけることがあります。
飽和状態とされる眼科の開業で成功するには、「競合との差別化を図る」「開業資金を抑える」といった工夫が必要になるでしょう。

専門性を高めるために最新の技術を学ぶほか、レーシック手術を専門としている眼科があるように、得意分野に絞り、自由診療を中心とした治療を行うというのも一つの方法です。

また、眼科の開業医として年収を上げるなら、「承継開業を検討」してみてはいかがでしょうか。
承継開業とは、今ある眼科医院を引き継いで開業する方法です。

承継開業には、以下のようなメリットがあります。

  • 初期費用を抑えられる
  • 患者を引き継げる
  • スタッフの採用・教育費を抑えられる
  • 経営を早く軌道にのせやすい

しかし、承継開業をするには、承継元となる眼科医院を探すことから始めなければいけません。
また、交渉や契約などの手続きも煩雑なため、眼科医が仕事をしながら準備をするとなると、かなり時間と手間がかかります。

承継開業を希望する場合は、医院承継の経験が豊富なM&A会社に依頼するのが一般的です。
信頼できるM&A会社が見つかれば、開業まで二人三脚で進めることができるでしょう。

眼科の承継開業は名南M&Aにご相談ください

眼科の承継開業は名南M&Aにご相談ください

眼科の開業医は年収も高額なため、勤務医よりも開業医の割合が多く、眼科の開業医は飽和状態にあるとも言われています。
開業にあたってはしっかりと検討し、できるだけリスクの低い方法を選ぶことをおすすめします。

名南M&Aは、医院継承の煩雑な手続きや交渉の支援を行っており、全国で800件以上の医療機関への業務支援実績があります。
担当アドバイザーが窓口となり、医療承継の経験豊富な専門チームで医師のバックアップを行っています。
眼科の開業医を目指す方、承継開業に興味をお持ちの方は、ぜひ名南M&Aにご相談ください。

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