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医院継承にかかる費用相場と流れ、トラブルを防ぐポイント

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医院を開業する場合、一般的に新規で開業するよりも医院継承による開業のほうが、開業に必要な初期費用を抑えられると言われています。
そこで今回は、医院継承にかかる費用の相場を中心に、開業までの流れやトラブルを防ぐポイントについて紹介していきます。

医院(クリニック)の新規開業・継承開業にかかる費用相場

まずは、医院(クリニック)の開業にかかる費用相場について、新規開業する場合と継承開業する場合を比べてみましょう。医院の開業にかかる費用は診療科目や規模、導入する設備によって大きく変わってくるため、あくまでも目安として考えてください。

医院(クリニック)の新規開業にかかる費用相場

医院を新規開業する場合、診療科目や診察スタイルによって金額は大幅に変動する可能性がありますが、概ね1億円程度の費用が相場だと言われています。
開業資金には、医院の建物を取得する費用や医院の設置する医療機器や備品などの費用のほか、当面の運転資金も含まれています。

医院(クリニック)の継承開業にかかる費用相場

医院を継承開業するケースは、主に2つのパターンがあります。
1つめは、親子間など親族から医院を継承して開業するパターンです。親子間で医院継承が行われる場合、「生前の医院継承」と「相続による医院継承」があります。生前の医院継承の場合は、売却という形ではなく贈与という形で行われることが多くなっています。
2つめは、血縁関係のない第三者から医院を継承し、開業するパターンです。第三者から医院を継承して開業する場合は、医院の価値によって金額が変わりますが、継承の対価として2,000~4,000万円程度の費用がかかるのが相場となっています。他に、当面の運転資金やM&A仲介業者を利用する場合は報酬の支払いが必要になります。

医院継承の流れ

医院の継承開業を行う場合、親子間で医院継承を行う場合も第三者から医院を継承する場合も、手続きが煩雑でしっかりとしたスケジュール管理が必要になるため、M&A仲介業者を利用して行うのが一般的です。医院の継承開業を仲介業者に依頼する場合は、病院や医院継承の経験が豊富なM&A仲介業者を選ぶようにしましょう。
M&A仲介業者を利用して医院継承を行うときの流れは以下のとおりです。

医院継承の流れ

候補となる医院の選定

医院の継承開業を行う場合、候補となる医院の選定はかなり重要です。
候補となる医院の建物や医療機器だけではなく、医院の経営状態、医院長との相性などあらゆる面を考慮して決めることが大切です。

医院長との面談

希望の候補先が見つかったら、継承元の医院長との面談を行います。
医院の経営状態や建物や医療機器の状態などは、資料などで確認することができますが、資料では分からないことは面談時に確認しましょう。あらかじめ聞きたいことを準備してから面談に望むと良いでしょう。

基本合意書の締結

継承元となる医院の候補が決まったら、譲渡価格や継承時期、スタッフの雇用などに関する交渉を行い、現時点での双方の合意内容を元にした基本合意書の締結を行います。
ただし、基本合意書に法的効力は発生しないため、基本合意の段階でどちらかが契約を断ったとしても違約金等が発生することはありません。

デューデリジェンス(DD)

基本合意書の締結のあとは、デューデリジェンス(DD)を実施します。
継承する医院の財務情報や事業情報、組織情報などを分析して、継承を行っても問題がないかの審査を行うことをデューデリジェンスといいます。
譲渡契約書の締結後に問題が発覚することがないように、あらゆる面から審査を行うことが重要です。

譲渡契約書の締結(継承実行)

デューデリジェンスの結果、特に問題がなければ譲渡契約書の締結を行います。
契約書の締結が済んだ後は、継承の対価を継承元に支払い、継承の対象となる医院の資産を継承して医院継承を実行します。

保健所、法務局、税務署等への手続き

医院継承によって経営者が変わるため、保健所、法務局、税務署等の期間で必要な手続きを行います。
継承方法や診療スタイル、開業地によって必要な手続きや手続きが可能な期間が変わるため、必要な手続きを期間内に漏れのないように手続きを行うことが必要です。
すべての手続きが完了したら、医院継承の完了です。

医院継承でトラブルを防ぐポイント

医院継承では、思わぬトラブルが発生してしまうケースもあります。
そこで続いては、医院継承によるトラブルを防ぐポイントを紹介します。

医院継承でトラブルを防ぐポイント

親子間継承では診療方針の違いに注意

親子間での医院継承では、診療方針の違いなどが原因で、親子で揉めてしまうといったケースも少なくありません。
時代とともに検査技術や治療技術も進化し、電子カルテが導入されるなど医療設備や環境についても大幅に進化しています。そのため、親子間の医院継承では、自分が築いた医院の診療方針を変えたくないという親の意見と、継承するタイミングで方針を変えていきたいと考える子の意見が食い違うことがあり、些細なことから大きな問題に発展してしまうこともあります。
親子間継承で大切なことは、開業者である親に対して感謝と尊敬の気持ちを忘れないことです。長年にわたり、地域医療に貢献し、多くの患者から信頼されてきたからこそ医院が継続していたことは事実です。感謝と尊敬の気持ちが根底にあれば、良いところは受け継ぎ、新しいものを取り入れながら、さらに良い医療を提供していくことできるのではないでしょうか。

医院継承物件の老朽化に注意

継承開業は、新規開業に比べて初期費用を抑えられるというメリットがありますが、物件の老朽化が思ったよりも進んでいた場合、修繕に必要な費用が高額になってしまう可能性があります。
第三者からの医院継承を進める際は、継承する医院の老朽化に注意しましょう。

医院継承手続きに注意

医院継承には、数多くの手続きが必要です。手続きには専門的な知識が必要なものもあるため、必要な手続きを漏れなく行うためには、税務、労務などそれぞれの専門家のサポートが受けられるM&A仲介業者を選ぶことが大切です

スタッフとの関係・患者離れに注意

継承開業のメリットは、開業に必要な初期費用が抑えられる他に、スタッフや患者を引き継げることも大きなメリットです。しかし、スタッフや患者との関係が悪化してしまうと、スタッフ離れや患者離れが起きてしまうことがあります。
医院継承を行うときは、継承前からスタッフや患者と良好な関係を築いておけるような対策が必要です。

医院継承は名南M&Aにご相談ください

今回は、医院継承にかかる費用の相場を中心に、開業までの流れやトラブルを防ぐポイントについて紹介してきました。医院を開業する場合、新規開業よりも医院継承による開業のほうが、費用を大幅に抑えることができるでしょう。
さらに、医院継承は継承元が抱える問題と継承先が抱えている問題をお互いに解決できる可能性が高く、双方にメリットがある方法です。しかし、交渉や手続きが煩雑で専門知識が必要になるため、M&A仲介業者に依頼するのがおすすめです。
名南M&Aでは、事業継承支援20年にわたる実績、800件の医療機関への業務支援実績があります。医院(クリニック)のM&Aに関する煩雑な手続きや交渉を担当アドバイザーが窓口となり、実績のある専門チームでバックアップします。医院継承は名南M&Aにぜひご相談ください。

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