名南M&Aの「医院承継」サポート

承継開業とは

地域に愛されてきた医院を引き継ぎ、承継開業。

医院の経営基盤や従業員、患者さんを引き継ぐ、独立開業の新しい選択肢「承継開業」。開業時点で地域から認知されていることは何ものにも代えがたい価値として、独立志向の医師から注目されている開業スタイルです。

医院承継ニーズが増えている。

厚生労働省のデータによると、診療所に従事する医師の平均年齢は平成20年以来上昇を続けています。特筆すべきは、平成30年の時点で60歳以上の開業医の割合が全体の半数近くになっていることです。
(出典:厚生労働省HP「医師統計の概況」より)

後継者不在の医院が廃業すると、患者さんが行き場を失い地域医療のライフラインに綻びが生じる恐れがあります。また新規開業するにも医院が供給過多のエリアもあり、特に都心部では事業用不動産の確保が困難な状況もあります。双方のニーズを汲んだ新しい開業スタイルが、医院承継です。

医院承継とは単なる院長の交代ではなく、「事業の承継」と「資産の承継」の2つの側面があります。経営状態を「見える化」し、事業承継計画の策定から後継者への引継ぎ以外にもさまざまな手続きや届出が必要となります。そのため専門領域だけではなく、医院承継の本質を理解し全体を俯瞰してアドバイスすることができる「医院承継の専門家」に依頼するのが近道です。私たち名南M&Aは、後継者の意思をサポートする形で開業まで伴走します。

また、私たちは開業を支援して終わり、ではありません。開業後の成功を見据え、グループ内の専門家がチームを作り、後継者の想いをとことんサポートしていきます。

はじめに知っておきたいこと。

独立開業と承継開業、比較しやすいようにメリットと注意点をまとめました。

新規開業
メリット
  • 勤務医を続けるより年収アップが見込める。
  • 思い描く理想の医療を提供できる。
  • 自身の裁量で診療時間などを設定できる。
  • スタッフとの人間関係を一から構築できる。
気をつけるべきこと
  • スタート時の集患に苦戦する場合がある(売上が見込めず借入返済スタートが数ヶ月先になることも)。
  • 設備や施設にコストがかかり、借入の負担が重くなることがある。
  • 新規開業のための不動産探しが難航したり時間がかかることがある。
  • 近隣に競合クリニックが多く存在する。
  • 不動産の選定に始まり、準備期間は最低でも1年は必要。
  • 勤務医をしながらの開業準備は時間の捻出がかなりハード。
  • 診療以外に経営者としての業務が増えるため、その覚悟が必要。
承継開業
メリット
  • 経営基盤がある状態でスタートできる(承継時点から売上が見込める)。
  • 診療設備や医療スタッフ、カルテを引き継ぐことができる(経営資源の確保)。
  • 地域で認知度がある。
  • 開業準備の時間や労力を節約できる(数ヶ月での開業も可能)。
  • 既存の経営環境をまるごと引き継げる。
  • 勤務医を続けるより年収アップが見込める。
気をつけるべきこと
  • 案件により必ずしも「承継=新規開業より初期投資費用が安い」というわけではない。
  • 医院の経営状況によって患者数が異なる。
  • 法規制への対応、行政との折衝や連携ほか多岐にわたる手続き等が必要なため、それぞれの分野で業界特有の専門知識が必要。ノウハウの無いコンサルティング会社に頼んでしまうとうまく進まないことがある。
  • 現院長やスタッフとの良好なコミュニケーションが不可欠。
  • 診療以外に経営者としての業務が増えるため、その覚悟が必要。
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